紫外線対策
紫外線は肌へのダメージを与えやすいということはもはや常識です。
夏場の晴天時には特に紫外線対策として、UVカットの衣類の着用や帽子、サングラス、日焼け止めなど工夫をしながら、身体への紫外線の吸収を抑えようと努力されている方も多いと思います。

ですが、この紫外線は雨や曇りの時にも私達が思っている以上に降り注いでいることを御存知でしょうか?
晴天時の紫外線を100%とすると、曇りなら約60~80%、雨天時なら約30%もの紫外線を浴びていることになります。

このように私達は常に紫外線に晒されているため、身体の外側だけの防御でなく、内側からの対策も必要になってきます。

日傘や帽子などで紫外線対策を行って8割の紫外線を阻むことができたとしても、どうしても残り2割は身体に吸収されてしまっています。

ですが、この吸収されてしまった2割の紫外線の働きを内側から抑えることができれば、それは実質100%の紫外線対策となるのです。

そこで今回は、身体の内側から行える紫外線対策についてお伝えしようと思います!



紫外線がシミやしわを発生させるメカニズム

紫外線はお肌の大敵であり、紫外線対策=お顔の肌への対策と言っても過言ではありません。

そこで、まずは紫外線がどうしてシミやしわの原因となるのかを簡単に知っておきましょう。

シミ
始めにシミについてですが、人が紫外線を浴びると人の肌は皮膚の内部に色素を作り出す機能があります。

この色素の役割は、肌細胞を守るために現れたものです。

これが有名なメラニン色素ですね。
ですが、このメラニン色素は肌を守るために現れたのですが、肌の黒ずみなど肌の色の変化の原因となってしまいます。

メラニン色素は、約1ヶ月~1ヶ月半のターンオーバーという肌の再生の周期で排出され、肌の黒ずみもこのターンオーバーと同時にあなた本来の元通りの肌状態に戻してくれます。

ただ、厄介なのが紫外線を大量に浴びてしまうことで、メラニン色素が蓄積され過ぎてしまった結果、色素沈着を起こしターンオーバーでは処理しきれなくなってしまうことでシミとなるのです。

これが、シミが出来上がるメカニズムになります。

しわ
次にしわについて見ていきましょう。
通常、人の肌はコラーゲンで弾力が維持されています。

ハリを保つのにも欠かせない成分ですよね。
ですが紫外線を浴びることによって、このコラーゲンを支える役割を果たすエラスチンという成分が切断されてしまうのです。

その結果コラーゲンの全体量が減少し、細胞が萎縮してしまうことで弾力が失われてしまうという悪い流れになってしまい、しわが出来上がってしまいます。

これが、しわが出来上がるメカニズムになります。

それではシミとしわが起こる原因がわかったところで、食べ物について見ていきましょう!


紫外線(日焼け)と食べ物の関係性

まず、食べ物には紫外線に良い(紫外線対策になる)食べ物と、逆に紫外線に反応しやすい食べ物があります。
ですので、例えば友人と外出をして同じ時間、同じ場所で過ごしていたとしても、その日の食事次第で紫外線の身体への反応のしやすさというのは変わってくるのです。

このように、食べ物と紫外線は密接な関係性にあります。

ここで特に気をつけたいものとして、紫外線の吸収を促進する食べ物です。

それらの食べ物は“光毒性”という性質を持ち合わせています。
光毒性とは、日光に当たることで紫外線に過剰に反応してしまい、結果として肌に強い日焼け(ダメージ)を起こしてしまうという性質のものです。

これは酷い場合にはやけどを引き起こしたり、皮膚炎を起こし跡が残ってしまうこともありますので注意が必要です。

この非常に危険な光毒性のある成分として代表的なものが、“ソラレン”です。
ソラレンという成分には人の身体に対する紫外線の感受性を高くする作用があり、紫外線の吸収を促進してしまいます。

ですので、ソラレンを含む食べ物を食べた後に紫外線を浴びてしまうと、メラニンが蓄積され過ぎて、肌のターンオーバーで処理しきれなくなってしまう結果、シミや色素沈着を引き起こしてしまうのです。

紫外線対策の基本は身体の内側から!

レモン
紫外線の吸収を促進してしまう成分として光毒性をもつソラレンというものがあることはお分かり頂けたと思います。

ではソラレンを含む食べ物にはどういったものがあるのでしょうか。

少し見てみましょう。

ソラレンには一般的に肌に良いとされている柑橘系に多く含まれています。

 

レモン

オレンジ

グレープフルーツ

いちじく

きゅうり

セロリ

パセリ

クロレラ

ブロッコリーの茎

 

少なくとも上記に挙げた食べ物は、外出前には控えた方が良いとされています。

ソラレンは体内に摂取してからおよそ2時間で全身に運ばれるためです。
ですが、あくまでも摂り方を工夫しましょうというもので、朝や昼頃に外出するのであれば夜に食べるなどでOKです!

要は紫外線の吸収を促進する食べ物をあえて外出前に摂取する必要はありませんよね!というお話です。

 

ここまで紫外線にとって逆効果な食べ物をお伝えしましたが、ここで紫外線対策になる食べ物についても見ていきましょう!


紫外線対策に一押しの食べ物4選!

フルーツ
ここでは外出前と外出後の紫外線対策を促進する食べ物についてご紹介します。

 

①トマト

トマトにはリコピンという成分が含まれていることはご存知の方も多いと思いますが、このリコピンは非常に強い抗酸化作用をもっているのです。

つまり、紫外線を浴びることで身体が発生させてしまう活性酸素を除去してくれる働きをもっているのですね!

 

②キウイ

これはあまり知られていないことかもしれませんが、キウイは非常にビタミンCが豊富なフルーツになります。

ビタミンCと言えばレモンが有名ですが、そのレモンをも上回るビタミンCの豊富さとなっています。

また、キウイには食物繊維も豊富に含まれている(バナナ3本分に匹敵)ため、腸内環境改善に優れており、身体の中から肌を綺麗にしてくれる貴重な食べ物になります。

 

③バナナ

先程キウイの方がバナナよりも食物繊維が豊富ということをお伝えしましたが、バナナにもNo1の作用があります。

それは、抗酸化作用です!

特に熟成したバナナは最強で、抗酸化成分が豊富に含まれており、価格もリーズナブルで食べやすいということで、紫外線対策と言えばバナナと言っても過言ではないくらいです。

 

④アセロラ

アセロラには、アセロラポリフェノールという成分が含まれているのですが、メラニン色素の発生を抑える効果があるとされています。

紫外線を浴びてしまっても、紫外線が生成するメラニンを抑えることができれば、それはもう浴びなかったのと同じことですので、この作用は美肌を守りたい女性にとっては非常に嬉しいですね!

帽子や日焼け止めなどで外からの紫外線対策はバッチリ!
お出かけ前にはバナナもキウイも食べたし安心!

と思っていても、帰宅した時には思ったよりも日差しが強くて紫外線対策に不安が残ったという方は、帰宅後の対策としてアセロラを摂取されてみてはいかがでしょうか。

 

日焼けをしてしまった後におすすめなのが手軽に飲めるアセロラジュースです。

身体も吸収しやすく、自宅に飲み切りタイプがあれば忙しくて外出前の紫外線対策が疎かになってしまっても外出先や帰宅後に対策できるため心強いですよね。
 

もっと簡単に摂取したい方にはサプリメントもあります。

 

まとめ

今回は、身体の内側から行える紫外線対策についてお伝えしました!
外出前には光毒性のあるソラレンを含む食べ物であるレモンやオレンジなどの柑橘類は控えて、抗酸化作用の強いバナナやトマトを摂取しましょう、というものでしたね。
また、どうしても外出時に忙しくて食べられなかったという場合には、紫外線を浴びてしまった後の対策としてアセロラという選択肢もあるということもお伝えしました。

紫外線対策は日傘など外からの対策だけではなく、内側からも意識して行えるようにしてけば、数年後には大きな違いを生んでいるはずですので、積極的に取り組んでいきましょう!