ミスミソウ
 

2007年から連載されていた押切蓮介さんの漫画、「ミスミソウ」が2018年に実写映画化されるとあって話題を集めています。

 

ミスミソウはホラーM(ぶんか社)で連載されていたサイコホラー漫画なのですが、転校先のクラスメイトから壮絶ないじめを受けた少女、野咲春花がクラスメイトたちに復讐を遂げていく物語となっています。

 

単行本は3巻で完結(2013年に上下巻版が発売)となっており、全20話というコンパクトな構成にも関わらず、内容はボリュームいっぱいで、読み応えのある作品となっています。

 

そんなミスミソウですが、実写映画化とあって早くもネタバレが知りたいという声もありましたので、ミスミソウの基本情報や映画情報と一緒に、あらすじネタバレについてご紹介していきます。


ミスミソウとは?

2007年から2009年までホラーM(ぶんか社)で連載された押切蓮介さんの漫画作品。

 

中学校を舞台とし、過疎化の進んでいる地方の街で人のこころの闇からもたらされた惨劇が描かれている。

 

キャッチコピーは「精神破壊(メンチサイド)ホラー」。

 

ミスミソウは三角草を意味し、押切蓮介さんのあとがきでは「ミスミソウはひとつひとつが小さく、目立つ花ではありませんが、必死になって小さな花を咲かせます」、「それらを慈しむ気持ち、人間に向けることを忘れないで欲しいと思いこの作品を描きました」とあります。

 

実写映画版ミスミソウのキャストは?

発表後追記予定です

キャスト

野咲春花

野咲 祥子

相場 晄

小黒 妙子

佐山 流美

南 京子

 

スタッフ

映画公開日:2018年

監督:内藤瑛亮

制作:レスパスフィルム

原作:押切蓮介

漫画版ミスミソウのあらすじとネタバレ

ミスミソウ

出典:http://arasuzitaizen.com/2017/04/30/misumisou/


あらすじ

 

中学生の野咲春花は、父親の仕事の都合により東京の学校から大津馬中学校に転校してくる。

 

そこではクラスメイトから壮絶ないじめに遭っていたが、家族に心配をかけたくなかった春花はイジメに遭っていることを隠す。

 

中学校卒業までの残り2ヶ月を耐えるも、いじめはさらに悪化する。

 

やがて耐えかねた春花は残りの期間不登校を誓ったが、イジメっ子から派遣された女子生徒が見舞いと称して家に上がり込んでくる。

 

そこで登校を進められるも断る春花。

 

この断りがきっかけで、イジメっ子たちが春花の自宅を全焼させるという事件がおこる。

 

春花の父親と母親は亡くなり、妹のしょーちゃんも意識不明状態に。

 

その後、事件が公になることを恐れたイジメっ子たちは、春花に自殺することを推奨する。

 

ここから一夜にして大切な家族を失った春花の壮絶な復讐劇が始まる。

 

ネタバレ

 

読解しづらい部分もありますが、ご理解頂けますと幸いです。

 

物語は春花相葉の三角草(ミスミソウ)の会話シーンから始まる。

 

三角草は厳しい冬を耐え抜いた後、雪を割るようにして小さな花が咲き、春花に似ていると語る相葉。

 

春花の学校は少子化による過疎化により今年で廃校となり、卒業する生徒は春花を含めて十数人。

 

大津馬中学校に通い続けた生徒は最後の卒業生ということもあり、誇りと絆が深かった。

 

そんななかに半年前に東京から転校してきた春花は部外者でしかなく、いじめの対象になっていた。

 

あるとき春花はいじめの主犯格である小黒から裏山へ呼び出される。

 

ゴミ溜めに持ち物を捨てられた春花は、必死に回収を図るもなかなか動けずに苦戦する。

 

ミスミソウいじめ
出典:http://www.0shiki.jp/entry/misumisou

 

クラスメイトからは「オメーみてーな部外者と一緒に卒業すんのはまっぴらごめんなのよ!!」と言葉を投げかけられる。

 

翌日春花の父親が担任に、娘がドロだらけの状態で帰ってきたと伝えるも、担任はまともに取り合ってくれず、帰りぎわに男子生徒から画鋲付きの靴で背中を蹴られる。

 

その後自宅で春花は父親から学校にいかなくて良い、無理をするなと告げられる。

 

そして小黒の指示で、元いじめられっ子の流美が春花の自宅へ向かい、学校に来ないと自分がいじめを受ける旨を伝えるも、春花からは断られてしまう。

 

それから、いじめの対象になった流美が放火の首謀者となり、春花の家は全焼されてしまい、春花は父親と母親を失ってしまう。

 

ミスミソウしょーちゃん
出典:http://syoudoukansou.blog135.fc2.com/blog-entry-17.html

 

妹のしょーちゃんは父親が守ってくれたおかげでかろうじて息はあったものの、意識不明状態で運ばれる。

 

 

落胆する春花

 

 

さらに学校で、流美から「バーベキューの焼き具合はどうだったか」を尋ねられ、春花は復讐を決心した表情を見せる。

 

ミスミソウバーベキュー
出典:https://d-manga.net/horror-manga-ranking

 

裏山に呼び出された春花は流美から「家族が死んだ気持ちはつらいもんなんだろう、日に日に目が死んでいくあんたがいたたまれなくなった、楽に死ねる方法を教えてあげる」と言われ、家族と同じように焼け死んで自殺しろと提案される。

 

このタイミングで流美は職員室へ来るように指示が入り、一旦その場を離れるが、春花は残り3人のイジメっ子から、早く行動(自殺)に移してほしいと頼まれる。

 

ミスミソウいじめ3
出典:http://m-uroko.com/misumiso/

 

らちがあかないため、お腹を釘で刺された春花はその釘でイジメっ子の一人の眼球に釘を刺し、さらに鉄パイプで頭をぶん殴って抵抗する。

 

残りの2人のイジメっ子にたいしても、それぞれ指と足を切りつけて、鉄パイプで頭を破壊する。

 

翌日、3人のイジメっ子が登校しないことを不信に思ったクラスメイトは、春花が殺したのだと推測する。

 

帰り道で春花は2人の男子生徒からボウガンやナイフで襲撃を受けるも反撃し、2人の命を絶つことに成功する。

 

次に狙われるのは自分だと思った流美は、やられる前にやることを決心する。

 

一方いじめ主犯格の小黒は、偶然雪小屋で春花と対面する。

 

そこで小黒は春花に精一杯の謝罪をする。

 

どうやら小黒は春花に対して特別な感情を抱いており、転校まもなくは仲が良かったようだが、春花が相場のもとに行ってしまったことをきっかけに、いじめの標的としたもよう。

 

小黒は別れ際にも謝罪をし、春花からは「胸を張って生きて」と言葉をもらう。

 

その帰り道で小黒はもう一人のいじめの対象であった流美から襲撃を受ける。

 

ミスミソウ小黒
出典:http://buzz-manga.blog.jp/Misumisou-vol1-3-All-Volumes.html

 

流美は小黒に対して特別な感情を抱いており、春花の家を燃やしたのも小黒に振り向いてもらうためだったにも関わらず、冷たく扱われたことに納得がいかないもよう。

 

小黒との激しい戦闘に勝利した流美は、次の標的として春花を狙う。

 

そして春花の妹であるしょーちゃんが入院している病室へ足を運ぶ流美。

 

春花は流美を発見し、互いに殺し合いに発展するもしょーちゃんの容態が急変したことから一時休戦となる。

 

さらに仲良くしてくれており、クラスでは唯一の見方だった相葉くんがそ「野咲が病院にいるって聞いた」と言い、春花に会いにくる。

 

だが、さらに同じタイミングで春花のおじいさんが救急車で運ばれてくる。

 

担架で運ばれてきた春花のおじいさんは殴られたようで、ひどく顔から流血していて意識はないもよう。

 

そこで春花は外出前におじいさんが「春花の好きなご飯を作って待ってる」との言葉を思いだし、先ほどの相葉の言葉とを結び付け、相葉がおじいさんを殴ったのだと推測する。

 

(相葉くんは春花と別の土地で二人で生活したかったため、東京で春花と一緒に生活する予定のおじいさんを殴ったもよう)

 

そして雪山で春花は相葉に“手を見せてほしい”と詰め寄る。

 

相葉は拒否していたものの、しつこく迫ってくる春花にいらだちを示し、くせである暴力で春花を殴ってしまう。

 

春花に殴られた手を掴まれた相葉は、手がボロボロになっていることがばれてしまう。

 

ここでなぜか流美が登場し、「後をつけてみたらこんなところで恋愛ごっこかよ、異常者同時の」との言葉を発する。

 

佐山(流美)さんは何をしたいの」と尋ねる春花。

 

それに対し「単純にムカつく」と応える流美。

 

さらに、「あんたの母親が焼けているのはすごいにおいだった、あんたの妹がお母さーん、お母さーんと叫んでいた」など春花を煽る言葉を連発する。

 

そこで流美に向かっていく春花。

 

そして胸を刺される春花。

 

そんな春花を救うべく相葉は流美を殴りにかかるが、相葉のバックから趣味のカメラで撮った写真が飛び出してしまう。

 

雪の上に散らばる春花としょーちゃんの写真。

 

その中の1枚は、全焼事件の際に春花の父親が妹のしょーちゃんを焼けながらも必死に庇っていたようすの写真が入っていた。

 

その写真を偶然手にし、気が狂う春花。

 

そこでナイフで詰め寄るが、相葉は流美を盾にしてなんとか生き延びる(流美は死亡)。

 

俺が守ると言ったにも関わらず、抵抗してくる春花に激怒した相葉は春花を繰り返し殴り続ける。

 

倒れ込む春花。

 

勝手に一人で三角草について語り出し、カメラを春花に向ける相葉。

 

そこで以前2人の男子クラスメイトから襲撃された時に手に入れたボウガンが偶然春花の手元にあったことから、春花はボウガンで抵抗する。

 

ミスミソウ春花
出典:http://nukko.me/archives/3171

 

ボウガンはカメラのレンズを貫通し、相葉の眼に突き刺さる。

 

最後にしょーちゃんとの思い出のシーンを振り返る春花。

 

春花へプレゼントを渡し、はにかんでいた元気だったときのしょーちゃん。

 

涙を溢れさせる春花。

 

これで物語は終了・・・


ミスミソウの感想とネタバレ補足

誰も救われない物語として有名なミスミソウですが、本当に誰も救われずに終わりました。

 

ネタバレには書いていませんが、学校の先生も異常で、成長期時代にいじめを受けていたことから生徒に優しく接することができないなど問題のあるシーンもあり、最終的には雪かき車に轢かれて死亡します。

 

またおじいさんしょーちゃんに対する描写のネタバレも複雑になることからあえて書きませんでしたが、非常に感情移入できるシーンが多々ありますので、実際には読み進めていく過程で耐えられなくなる部分もあるかもしれません。

 

さらに春花の彼氏になるであろうと読み進めていた相葉も、終盤から異常性が発覚するなど闇をかかえており、春花はこの土地で誰を信じて生きれば良かったのかと考えさせられます。

 

そういった意味では“耐性”がついていないとちょっとトラウマになる物語かもしれません。

 

良くある復讐のストーリーであれば、主人公が復讐を遂げていくなかで読者の気持ちも爽快になっていくものだと思います。

 

ですが、ミスミソウでは春花が復讐を遂げても、さらに同情が増すだけであまり爽快さも湧いてこないというのも物語が伝えたいポイントかもしれません。

 

全体を通してみると、まともなのは春花を始めとする家族のみで、過疎地に元々住んでいた人たちはみんな“異常者”でなにかしらこころに闇を抱えている人ばかりな印象でした。

 

個人的にはいじめ主犯格の小黒にもなにかしら制裁があっても良いと思いましたが、春花にとっては転校後、初めて声をかけてくれた人物だそうで、2人がうまくいっていた過去シーンもありましたので、気になる方は読んでみてください。

 

あっという間に20話を読み進められることでしょう。


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